維持管理・更新の容易性について

  •  構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・
  •    補修・更新)がしやすいこと→給排水管などの点検・修理・更新がしやすい必要が
  •    ある。
  •   維持管理対策等級 等級3の確保
  •   維持管理性能として、配管図の作成
  •   維持保全計画書の作成
  •   資金計画の作成
  •   住宅履歴情報の作成

 維持管理とは

  •  一戸建の新築木造住宅の場合
  •   住宅を維持・管理していくために、以下のような配慮が必要です。
  •   ・配管をコンクリート内に埋め込まない
  •   ・地中埋設管上にコンクリートを打設しない
  •   ・排水管の内側の凸凹やたわみが無い
  •   ・排水管に掃除口、またはトラップ設置。2階トイレには掃除口設置、または便器が
  •    簡単に取り外せること
  •   ・設備機器と排水・給水・給湯管の接合部、排水・給水・給湯・ガス管のバルブおよ
  •    びヘッダーが点検・清掃できること
  •   配管図の作成
  •   ・維持管理性能として必要です。
  •   維持保全計画書の作成
  •   ・構造躯体・雨水の侵入防止部分・設備配管について10年以内に1回以上の点検
  •    を組み込んだ維持保全計画書を作成します。
  •   資金計画書の作成
  •   ・長期優良住宅普及促進事業の申請書に住宅を維持するための資金計画を記入
  •    しなければなりません。
  •   住宅履歴情報の作成
  •   ・住宅性能表示制度や特定瑕疵担保責任保険等により、設計図書や施工内容な
  •    どの情報を確実に保存する必要があります。
  •  メリット
  •   ・適切なリフォームや点検、交換が可能
  •   ・安心して既存の住宅の取引が可能
  •   ・災害や事故の際に迅速かつ適切な補修が可能  となることも期待!
  •  住宅履歴情報の今後
  •   ・今後の構想として、住宅履歴情報の整備と保管が予定されております。「情報
  •    サービス機関」が立ち上げられ、履歴情報を保管する住宅にIDが設定される予
  •    定です。
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